数寄の道統について 飛鳥・奈良時代より脈々と繋がる日本人の美への憧れを、茶の湯の中で表現する数寄の世界… お茶を学ぶ喜びの中に、お点前や所作の美しさという自己を修めていく修道としての喜びと、文物を集めて取り合わせをしていく美を創り出す喜びがあります。 天下人や戦国大名、そして近代財界人を魅了した茶の湯の美意識。茶の湯のもてなしをすることにより、己の美意識、見識、力(財力)を示すと言う数寄者=美の探求者たちについて学びましょう。 ここまで人が茶に惹かれるのは何故か? ひとは美しいものへの憧れと探求心がある。 中田其中庵が半生をかけて歩んだ数寄の体験の上に立ち、数寄の世界について語ります。
お茶の大好きな方に、茶に狂う其中庵のお茶の世界を伝えたいと思っています。 流儀にこだわらず、お茶のおおらかな楽しみ、時空を越えて出会う歴史上の人物や背景… 語り尽くすことの、学び尽くすことの出来ない茶の湯における森羅万象… 百聞は一見にしかず、百見は一行にしかずと言いますが、歴史上の多くの偉人が魅せられた「数寄」の姿を、座学で体感してもらいたいと思います。 物を得て、語りをつけて織り成す其中庵の茶の湯、ぜひ体験してみてください。
2022年9月後半〜2023年2月 中田智之が亭主をするリアルの茶事にお越しください(参加費別途)